ジェットグラウト工法
ジェットグラウト工法は地盤改良と止水を目的に開発されました。
砂層や粘土層において、その場の地盤が直接セメント材と連続的に均一に混合され改良体を構築します。
<特長>
・通常、径180-200mm以下の削孔穴から60cmから300cmの改良体を構築します。
・既成の基礎構造物、石、岩盤層を削孔します。
・小型で軽量な削孔リグで施工できるため、狭い現場でも対応可能。
工法の手順
ジェットグラウト工法は噴射液の数によって3工法に分類されます。
①1液システム:セメント系グラウト材のみ噴射します。
②2液システム:セメント系グラウト材とエアを噴射します。
③3液システム:エアと水で地中を破砕し、セメント系グラウト材で地盤を改良します。
全てのジェットグラウト技術では、事前に設定された引上げ速度・回転速度および噴射液の圧力・流量に従い、施工管理されます。
<施工事例>
アンダーピニング/地中連続壁/トンネル補強工事/底盤改良/斜面補強/ダム止水/連壁の間隙充填/TBMの発進立坑